1st Album 『ピアノ』
人生は即興演奏
サウンドセラピスト真琴は、人の一度限りの人生と、ただ一度限りの表現である即興演奏の酷似していると考え「自分の本質と向き合ったいま『どう在りたいか』『どう生きたいか』そして、息をひきとるその時に『どう逝きたいか』常に問いかけています」。このアルバムは、その想いが詰まったピアノ演奏の結晶です。
真琴は宮城県仙台市で生まれ育ちました。そして、東日本大震災の後に、人生の全てにおいて困難な状況に陥り、大きな転換期を経験します。その窮状がやっと収まった頃に、幼少から本格的に修練していたピアノで、即興演奏ができるようになりました。そうしてそれは最初は地域社会で「癒しの演奏」として愛され始め、定期的に『魂に響く音』として「真琴」と「ピアノ」の演奏を組み合わせた、サウンドセラピーコンサートを定期開催できるように成りました。なので、1stアルバム『ピアノ』は『真琴』とカップリングで作成されたものです。
ハワイ島でイルカと共に泳ぎ、常夏の太陽や青い海、夕日や月を眺めた記憶が演奏の原動力となっています。彼女は悠大な自然の懐に抱かれた時に、演奏につながるインスピレーションを感じると言います。また、このアルバムには即興とは別の、彼女の定番曲である「人生は即興演奏」が収録され、聴く人に穏やかな心が蘇る「癒しの体験」が提供されます。この「癒しを提供する」テーマは、現在の活動の変わらぬ柱となっています。
癒しが必要な人たちへ
日夜、世界中で癒しを求める人が、日々、真琴の演奏を待ち望んでいます。 Facebookでは、政情不安が絶えない国や、内戦のある国、チベットの僧侶から、心の支えになっているというコメントが多数届きます。 また、先進国の中でもコロナ禍が炙り出した、人間社会の分断を象徴するようなコメントもあります。それらに直接に対応する従事者の方々がいらっしゃる一方で、音楽によって人の心を癒したいと願い、祈る、真琴の演奏をCD品質の音源で、是非お聴きください。